事例紹介

導入事例

Tablet

院内総合電子化に伴い、ASUS Eee Slate B121 を採用

医療法人 明和会宮田眼科病院 様

導入製品

事業内容:

眼科医院

電子カルテにとどまらない医療業務システムを

医療法人明和会宮田眼科病院 理事長 / 病院長 <br />
宮崎大学医学部眼科 臨床教授<br />
東京大学医学部眼科 講師<br />
宮田和典氏
医療法人明和会宮田眼科病院 理事長 / 病院長
宮崎大学医学部眼科 臨床教授
東京大学医学部眼科 講師
宮田和典氏


当院は、南九州にありながら大都市と変わらない高度な眼科医療を提供し、宮崎や鹿児島はもちろん、九州全域から眼科の名病院として高い評価を受けています。年間の来院患者は約16万人を超え、8,000件を超える手術を行う手術室、最新の診療機器と研究室も備えられています。人工角膜や角膜移植が専門の宮田院長をはじめ、緑内障や白内障などの症状に合わせて各大学の教授の専門外来を受診できるのも大きな特長です。そのため、都城市や鹿児島市などから同院に通院する患者は、特別な手術、治療のために東京などに行くことなく受けることができます。

また、多くの学会発表や研究発表も行っており、最先端の医療を診察に活かせるような研究開発が積極的に行われています。新たな医療技術は、研究と臨床によって生まれてきますが、大学と同じレベルの研究を臨床の機会が多い宮田眼科病院が行うことによって、より実際の診療に使いやすい医療技術を作り出すことも目指しています。

当院では、2002年に、独自に開発した“予約業務を主体とする院内リソースマネジメントシステム”「M-Magic」を導入し、「院内総合電子化」を目指し模とう索を始めました。「M-Magic」導入の際、電子カルテや院内の情報共有システムの導入も検討しましたが、この時は宮田眼科病院が求める医療の質やパフォーマンスを実現できる既存の技術、製品がなく、開発・整備に至りませんでした。宮田眼科病院では、「地域に高度な医療を提供する」「最新医療を診療で有効に使えるようにする」という目標に加え、「大学ではできない研究を行う」という目標を掲げています。大都市の大学と比べ住民の移動が少ない地域で医療を行なっている宮田眼科は、患者のデータを長期的に取り、治療に役立てることができます。

これらの目標に沿って、医療業務を効率化して質の向上を目指すには、患者情報をベースにして、病院内のさまざまなシステムを横断的に連携ができるしくみが必要でした。宮田氏は、「電子化を行うなら、紙のカルテをあらゆる要素で超えるものがなければ、変える意味がなく、また電子カルテにとどまるのではなく、ベースとなる患者情報を医師以外にも看護師、栄養士、検査技師等、さまざまな職務の角度から活用できるシステムを作りたい」と考えていました。

大型液晶で「Wacom feel IT technologies」搭載は ASUS Eee Slate B121 のみだった

ASUS Eee Slate B121
ASUS Eee Slate B121


宮田眼科の院内総合電子化が次のステップへ進む契機として、ワコムのペンタブレット技術の成熟がありましした。手書き認識やペンの使い勝手の向上によって、手書きのカルテにかなり近い使い勝手となったのです。宮田眼科では、据え置き型のワコム製ペンタブレットを導入し、電子カルテシステムを独自に開発することを決めました。

そして電子カルテシステムの導入に伴い、看護師が訪室する際に電子化された情報をすぐに取り出して患者の経過をすぐに書き込めるような端末が必要となりました。情報の扱いを電子ベースに統一し、人為的なミスを防ぐためです。「だからと言って、市販されているようなタブレット端末をそのまま使おうという考えはありませんでした。我々は BPR (Business Process Reengineering) をしっかりとやって、無理無駄を省いた業務プロセスにしたのち、それを実現する技術、製品は何かと考えます。シーズ依存ではなく、ニーズに沿ったものを作ることが重要で、ハードウェアの選択肢が少ないものや、開発しにくいものは選択肢とはなりえませんでした」 (杉浦氏) 。

そこで、宮田眼科病院が注目したのが、Eee Slate B121 でした。 Eee Slate B121 は、Windows 7 Professional を搭載し、インテル® Core™ i5-470UM プロセッサーの高いパフォーマンスを持つスレートPCです。医療というミッションクリティカルな業務に利用するため、これまでの技術の蓄積と実績があり安定性の高いWindows 7 搭載という点は重要なポイントとなりました。また、Eee Slate B121 には、「Wacom feel IT technologies」が採用されており、EMR ペン センサーでワコムのペン タブレットと同じレベルの手書き認識や筆感センサーなどを利用することができます。加えて、ディスプレイが 12.1 インチであることも導入の決め手となりました。「Wacom feel IT technologies」が搭載されたスレート PC には 10.1インチの製品も出ていましたが、業務フローから最低限必要な情報源を絞り込んでも、12.1 インチのディスプレイが必要だったのです。こうして、Eee Slate B121 の導入が決定しました。


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Eee slate B121 を活用したシステムで大幅な業務効率の向上を期待

宮田眼科印では、看護師自ら仕様書の<br />
作成やワークフローの見直しを行う
宮田眼科印では、看護師自ら仕様書の
作成やワークフローの見直しを行う


Eee Slate B121 を 2012年3月現在で 7台導入して独自のソフトウェアの開発を行い、最終的には2012年9月導入を目指して数十台の導入を予定しています。当院では、ソフトウェア開発を開発会社にすべて任せるのではなく、仕様書の作成やワークフローの見直しを、現場の看護師、検査員、医事会計課員が行うことで、業務とユーザー目線に立ったシステム作りが行われています。

今後、本格導入される Eee slate B121 を活用したシステムによって、業務の無駄を無くし、大幅に業務効率が向上することを期待しています。最新の患者情報を参照しながら、患者の容態を観察し、要望などをその場で入力できるようになれば、転記ミスや記入漏れなどのミスを防ぐことができ、タイムリーに正しい情報を修正し利用することで、それぞれの業務の中で、スムーズな連携ができるようになります。スムーズな業務連携により、業務の無駄や無理をなくすことで医療サービスと病院全体のパフォーマンス向上が期待できます。

地方発信で実際の診療に根ざした新たな技術の探求を

医療法人明和会宮田眼科病院 <br />
CIO/技術士 (情報工学部門) <br />
杉浦和史氏
医療法人明和会宮田眼科病院
CIO/技術士 (情報工学部門)
杉浦和史氏


当院では、Eee Slate B121 を看護師の業務サポートだけでなく、手術の術前処置や外来処置、医師の診察中の説明などにも拡大していくことを考えており、そのためのシステム開発を進めています。さらに、専門家と協力して音声文字変換による入力も計画しています。実現すれば、病室内や問診時に両手がふさがってペン入力しにくい場合などに便利に使うことができます。今後は、宮田眼科病院で利用するシステムやしくみを全国に広げて行き、多くの診療科の中でも特にIT化が難しいと言われている眼科で利用してもらいたいと考えています。

これまでも、高度な眼科医療を地域に提供するために、研究室の設置や各大学の教授による専門外来などの試みを行ってきましたが、医療を動かすためのしくみやスタイルがやっとできあがることになります。今後はこれらをベースにさらに高度な医療を地域に還元し、地方発信で実際の診療に根ざした新たな技術の探求を行っていきたいと思います。




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医療法人 明和会宮田眼科病院

住所:宮崎県都城市蔵原町6-3
HP:http://www.miyata-med.ne.jp/

導入パートナー:株式会社ワコム
導入パートナーHP:http://wacom.jp/jp

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