事例紹介

導入事例

Chrome

120年の歴史を誇る伝統校が歩み出したICT教育、Chromebook™ だからできたスタートアップ

上宮高等学校・上宮中学校 様

導入製品

業種:

中等・高等教育

現有資産であるコンピュータ教室の見直しから取り組み始めたICT教育

学校法人上宮学園 上宮高等学校・上宮中学校<br />
 左)情報科 教諭 池田竜司 氏<br />
 中)情報科 非常勤講師 春名雄介 氏<br />
 右)事務 庶務課 海老名知樹 氏<br />

学校法人上宮学園 上宮高等学校・上宮中学校
左)情報科 教諭 池田竜司 氏
中)情報科 非常勤講師 春名雄介 氏
右)事務 庶務課 海老名知樹 氏


学校法人上宮学園 上宮高等学校・上宮中学校(以下、上宮中学校・高等学校)は、浄土宗の宗門学校として120年以上の歴史と実績を誇る全国屈指の伝統校。この道のりは日本における中学校・高等学校の教育の原点として、常に『これから』を見つめ続けた歴史である。2011年には男子校から共学校へと生まれ変わり、次代に向けての大きな一歩を踏み出した。『上宮中学校・高等学校が目標とするのは、一人ひとりの希望進路の実現はもちろん、社会のあらゆるフィールドで必要とされる人材の育成。学力だけでなく、人間力。』それが上宮の教育姿勢である。
 
・教育の三本柱(「知」「徳」「体」のバランスのとれた教育の徹底)
・学習と進路(それぞれの希望進路に応じた、コース別の学習指導)
・生徒指導(「より厳しく、より温かく」をモットーとした生活指導)
 
近年、生徒一人一台にタブレット端末を配布する動きが加速するなど、ICTを活用した教育が政策的に進められている。上宮中学校・高等学校 には約2,400名の生徒が在籍しているため、一人一台環境に取り組むには学校全体での意識改革と相応の準備期間が必要だと判断していた。「スモールスタートで走り始めたとしても、学年別や学科別で生徒の学習環境が異なってしまうことは極力避けたいといった想いから、2002年に設置以来、稼働し続けている現有資産であるコンピュータ教室の活用・運用方法を見直しすることで、近年のICTを活用した教育促進を図っていくことを決定しました。」と同校 庶務課 海老名氏は当時を振り返る。
 
コンピュータ教室で生徒が作成したデータファイルはコンピュータ教室内に設置された専用サーバーにデータ保存されており、作業場所はコンピュータ教室に限定されていた。これはひとつのネックであると以前から感じていたという。そこで「場所によって左右されることなく、生徒がどこでも同じ環境で学習に取り組むためにはクラウド運用が最も適しているのではないかと考え始めたことが Chromebook を導入したきっかけです。そしてChromebook と最も親和性のあるグループウェアとして G-suite for Education を採用し、全生徒へ Google アカウントを配布。Google for Education をベースとした新たなICT教育への一歩を踏み始めました。」と同校 情報課 池田教諭は説明します。

  
左)大阪府近代遺産として認定されている1890年に建築された上宮高等学校・中学校の学校校舎
中)全校生徒が使用している学習用の机と椅子、いずれも木製
右)建築された当時の趣が随所に健在し、廊下を歩くたびに歴史の音が響き渡る校内廊下

ASUS Chromebook Flip C100PA のデザインに一目惚れ

ASUS Chromebook Flip C100PA のボディは堅牢性と高級感を両立するアルミニウム合金を使用

ASUS Chromebook Flip C100PA のボディは堅牢性と高級感を両立するアルミニウム合金を使用


ASUS Chromebook Flip C100PA を採用した主な理由はデザインと機能性だという。Chromebook の特徴上、データはすべて Google ドライブを通じてクラウドへ自動保存であり、且つWEBベースのアプリを利用することをコンセプトに開発されている端末のため、PC自体に高いスペックは必要としていないことは誰もが理解していた。

「日本で販売されている Chromebook の中で ASUS Chromebook Flip C100PA は特出してデザイン性が高く、『端末ひとつにしても生徒に気に入ってもらえるものを選ぶべき。そしたら生徒も喜ぶ、使うことを楽しみにしてくれる。コンピュータ教室での学習を前向きに取り組んでもらえる。』そのような想いが湧きました。」(池田教諭)実際、生徒自身も『かっこいい!』と言ってくれており、Chromebook を触るのを楽しみにしてくれているのが感じ取れています。(同校 情報課 春名講師)

その後、生徒に取り組んでもらいたい内容を”現在”と”将来”の軸で明確化した結果、①スマートフォンやタブレットのような感覚で情報閲覧ができるようにタッチパネル液晶が搭載されていること、②アウトプットに必要な資料作成や将来のCBT対策としてPC本体に物理的なキーボードが備わっていること、③プレゼンの際や校内移動の際に片手で持っても負担がかからない軽量化された質量であること、これら3つを主観点とし、上宮高等学校・上宮中学校は ASUS Chromebook Flip C100PA の採用を正式決定し、導入を推し進めた。


 ≪ASUS Chromebook Flip C100PA の特徴≫
 ・タッチパネル液晶搭載だから直感的に操作が可能
 ・10.1型の画面サイズはB5サイズのクリアケースにも収納が可能
 ・IPS液晶の広範囲視野角は協同作業の際に便利
 ・約890gの重さはプレゼンの際や教室移動の際に女子生徒でも楽に持てる
 ・約9時間の長時間バッテリーで1日の授業が終了するまで再充電の必要なし
 ・アルミニウム合金を用いた筐体はデザインに敏感な学生も満足



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Google ドライブを活用したシームレスな学習環境の構築


第二コンピュータ教室に設置された Chromebook は現在、高校3年生が情報の授業で使用しているが、1年前の2年生次には第一コンピュータ教室に設置されている Mac mini を使用して情報の授業を受けていたという。今でも Mac mini + LCDモニタを継続設置しており、現状も他の学年の生徒が使用している。「生徒が将来、大学・社会人へと人生経験を重ねていく中でOSが異なる端末環境でも各種端末とアプリを使いこなしてほしい。といった想いからあえてPCのマルチOS化を促進しています。」と池田教諭は説明します。

高校3年生の情報の授業では ①進学を希望する大学についてインターネット上でリサーチし、②Google スライドを使用して資料作成。③そしてクラス全員の場でプレゼン演習。これは面接対策につながっているという。得られた情報(Input)は生徒が自分なりの言葉で表現(Output)することで理解度が高まるためだ。大学のホームページだけを参考にするのではなく、WEB上に存在するあらゆる情報をリサーチ。表面的な情報だけではなく、生い立ちや歴史・直近の動向など、パンフレットのような一般配布物では記載しきれていないような情報までも生徒自身が把握するが可能になる。結果として大学に対して深い情報が身につき、その得られた情報は明確な入学希望の根拠となり自信に繋がっていく。

作成されたデータファイルは常に Google ドライブへデータ保管し、教員と個々の生徒が同じデータファイルを閲覧できる環境にあるため、教員が one to one の個別環境で生徒の進捗状況を見守ることが可能になった。当然、限られた授業時間内だけではこれらの資料を完成させることができないため、生徒は自宅でも作成作業を行うことになるが、Google アカウントさえあれば、自宅にPCのない生徒でも自分のスマートフォンから Google ドライブに保存された作成途中のデータファイルを編集することが可能となる。そういった意味で学習環境が場所にとらわれず、シームレスな位置づけであることは現代の教育方法において必須な環境であると感じることができる。「このスタイルは今後検討している "学習管理システム" の採用時に必然となる反転授業にも役立つのではと考えています。」と池田教諭は語ります。

  
左)既存資産(机)を活用しながら、カラフルな椅子を設備として取り入れることで温かみのある空間に仕上がった第二コンピュータ教室
中・右)操作端末が固定されたコンピュータ教室ではないため、生徒同士、教員と生徒が主体的に声を掛け合うシュチエーションが自然と増えたという


また 「G-suite for Education の機能の1つとして提供されている Google Classroom は授業とクラスごとに掲示板や課題提出などの管理が行えるとても便利なアプリです。同等もしくは同等以上の機能を持つ有償アプリも存在しますが、この機能が Google から無償で提供されているため、このアプリを利用しない手はありません。」と春名講師はGoogle Classroom の価値を説明します。

WEBとクラウドで完結するICT教育の実現に向けて

学校法人上宮学園 上宮高等学校<br />
3年生の皆さん
学校法人上宮学園 上宮高等学校
3年生の皆さん


「今後も Chromebook と G-suite for Education をベースにしたICT教育の取り組みを促進していきますが、合わせて各教科に適した "学習管理システム" への取り組みも視野にいれています。」と池田教諭は将来の展望を語り、こう続けます。「決してICT教育の目指すゴールが学力向上だけではありませんが、連動すべきであると考えますし、逆にどう連動させていくのかといったところはとても重要なポイントです。これらの "学習管理システム" はほぼWEBベースへのシフトが完了しているため、インターネットさえつながる環境であれば学校でも家庭でもシームレスな状態で学習環境を整えることができます。もちろんOSに依存されないため、Windows OS を搭載したPCであれ、Android OS を搭載したスマートフォンでも端末依存もありません。」(池田教諭)

そして春名講師はこう締めくくります。「"学習管理システム" を導入する際には教員の役割にも変化が必要であり、個々の生徒にあわせた学習内容を提供(アダプティブラーニング)していくファシリテータ的な役割を担う必要性もあると感じています。また生徒自信も従来の学び方ではなく反転学習という新しい学習スタイルに少しずつ慣れていかなくてはいけません。本格的なICT教育に向けて上宮学園は動き出したばかりですが、ステップバイステップの観点から Chromebook と G-suite for Education の組み合わせはスタートアップを切りやすく、且つクラウドファースト時代に最も適した組み合わせだと改めて感じています。」
 
(Posted by Shinji Suzuki)


・Google, G Suite for Education および Chromebook は Google Inc. の登録商標または商標です。




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上宮高等学校・上宮中学校

住所:大阪府大阪市天王寺区上之宮町3番16
HP:http://www.uenomiya.ed.jp/

導入パートナー:株式会社大塚商会
導入パートナーHP:https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/gov/

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